七夕でしたね

生憎の天気で星なんか全然見えませんでしたが。

それ以前に短冊に願い事を書く事もせずに終了。
七夕飾りも短冊も無い今年の七夕でしたが素麺は取り敢えず食べましたよ。
以前は七夕飾りなんかも作って七夕を迎えたりしたのですが
いつの頃からか段々とそういった季節ごとの行事なんかをやらなくなった気がします。


昔はよく見上げた空も最近では見なくなったかなぁと
何だか日々の忙しさに紛れてそういった心のゆとりの様な物を失いつつあるような気がします。
いけませんね。何をそんなに焦っているのでしょう。
そんな事では毎日が簡素化して寂しくなる一方ですね。


それはさておき、先ほど「素麺は食べた」と書きましたが
七夕である７月７日は｢素麺の日（乾めんの日）｣でもあることをご存じでしたか？
伊達に七夕に素麺を食べるのではないんです。

なぜ､｢七夕｣が｢素麺の日｣なのかといえば､平安時代の書物（延喜式）に
｢七夕にそうめんを食べると大病にかからない｣と書かれていて､
７月７日に宮中で素麺を食べていた習慣が一般に普及したことが､その由来なんだそうです｡

実際､素麺は小麦粉を原料としているので栄養価が高いのに加え､
消化が良く､食べ易いので､夏バテで食欲が無くなるこの季節にはぴったりです｡
原料となる小麦粉には､主成分の炭水化物やたんぱく質のほか､
脂質やビタミン（Ｂ１､Ｂ２、Ｅなど）､ミネラル（カリウム、カルシウム、マグネシウムなど）といった多くの栄養成分が微量ながら含まれています｡
とくに､カルシウムの量は､ごはん茶碗１杯分と比較して､そうめん１食分の方が､約３倍多く含まれているそうです｡
ただ､ビタミンＡやビタミンＣは全く含まれていないので､
素麺だけというのではなく､色々な野菜や具を加え､栄養を補いながら食べるのが良いみたいですね｡
よく薬味で使われる｢ねぎ｣には､ビタミンＡ、ビタミンＣが豊富に含まれているので､
ねぎをたっぷりと入れて食べるのもお奨めです｡


七夕に限らず食欲が無い時には喉越しの良い素麺を食べて
夏バテに対抗しましょう。

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