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自然が牙を剥くと恐ろしい [ニュース]

既にご存じの方が多いでしょうが、
奄美大島でなんと600ミリを超える雨量が観測されたそうです。


気象庁では、奄美大島付近に停滞する秋雨前線に、
台風13号の周囲を流れる暖かく湿った空気が
南から断続的に流れ込み、雨雲が発達したとみている。

秋雨前線と台風の取り合わせは、
過去にも豪雨災害を引き起こしているだけに
今後も予断を許さない状況と言えそうですね。

前線は22日に掛け停滞し活動が活発化する恐れがあり、
警戒が必要との事。

気象庁によると、前線付近には北東から冷気が流れ込んでいて、
そこに南から暖かく湿った空気が乗り上げる格好でぶつかったために
上昇気流が発生して大気の状態が不安定になり
大雨に至ったらしい。

昨日の時点で10月の月間降水量平年値の3倍近い雨が
1日に降ったことになるそうで
そう聞いただけでもどれだけ凄い降りっぷりか想像に難くない。


前線の停滞で、猛烈な雨が断続的に続いたのも特徴で
ゲリラ豪雨の比ではないらしい。

ゲリラ豪雨は局地的で瞬間的な大雨だが
それでもかなりの被害をもたらしたのだから
断続的に続けば当然その被害は甚大。


今朝はそんなニュースを見ながら朝食を取っていたのだが
余りの凄さに言葉を失った。
駐車場の映像では車が完全に水没。
腰丈にまで水に浸かって道路を歩く姿は
川を漕いで歩いている様で
2階建ての建物は1階部分がすっかり水没してしまっていた。

今朝のニュースで聞いただけでも
水かさが150cmにも至った場所があるという話もあって
小学校に取り残された子供達は寧ろ校舎内に居た方が
安全なのではないかと思ったほどで
「日本沈没」という映画のタイトルを思い出し
背筋にゾクッとくるものがあった。


自然の猛威を見せ付けられた今回の大雨。
自然災害が起こる度に思うのですが
こんな時の人間は自然に抗う術を持たず
なんて無力でちっぽけな存在な事か……。


レーダーによる解析では、
奄美地方南部から発達した雨雲が北上しており、
21日夜にかけて局地的に雷を伴い
1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨となる可能性があるそうなので
奄美の方々は今夜も眠れぬ夜を過ごす事になりそうですね。


降り止まぬ雨は無いとはいえ、一刻も早く雨が止んで
早急な復旧を祈るばかりです。
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