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お一人様は怖くない [日常]

前回のブログで
「トイレで食事をする人なんて居るのか?」
という内容を書きましたが
最近、そういった方が増えてきているらしい。


昨日、次の仕事まで少し間が空いたので
友人と合流して
お洒落なカフェでまったりしていた時に
最近見た不思議な光景の話題になり
あまりにもタイムリーな話題だったので
先日ブログに書いたトイレの貼り紙の話をしたところ
「最近は一人で食事をする事を苦にして
トイレで食事をする若者が増えてるらしい」
という話を聞いたのだ。


なんでも
ランチメイト症候群と呼ばれる精神症状の一つで
学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいないことに
一種の恐怖を覚えるというものらしい。


一人で食事することへの恐れと、
食事を一人でするような自分は人間として価値がないのではないか
という不安が主な症状らしい。

「学校や職場で一人で食事をすることは
その人には友人がいないということだ。
→友人がいないのは魅力がないからだ。
→だから、一人で食事すれば、
周囲は自分を魅力のない、価値のない人間と思うだろう。」
この症状の方々はこのように考えがちで
こうした考え方が主な症状である恐れと不安を誘発する。
更に、断られることを
「価値のない自分」への不安を惹き起こすから
恐れているので自分から誰かを食事に誘うこともできない。

ランチメイト、つまり食事相手を確保できない人は、
一人で食事をする姿を学友や同僚に見られないように
図書館などで隠れて食べることがあり
中には食事の様子を見られそうになってトイレに隠れたり、
ひどい場合は仕事を辞めたり就職を諦めたり
学校へ行けなくなるのだとか。


そんな深刻な精神症状の方が居るとはつゆ知らず
ただただ驚くばかりだった。

小生は実は割と人見知りする方だったりするので
(全然そんな風に見えないと言われるが……)
一人の方が気楽だったりする事もたまにある。
一人よりは気の合った連中とワイワイやってる方が
楽しいのは間違いないのだが
よく知らない方ばかりの空間に放り込まれると
何を話したら良いのやら
と難儀し相当に気疲れするに違いない。
それくらいならいっその事、一人の方が気楽だ。

そんな小生とは逆に
一人で居る不安感よりは気疲れしてでも
誰かと一緒に居たいと思う人が居るのは
理解出来ない事ではない。


ただ、あまり思い悩まない方が良いと思う。
自分が思うほど周囲の人は一人で居る事を気にしていない。
産まれた時は全員もれなく一人だし
産まれた時から友人が居る人は居ない。
自分から声を掛けてみないとなかなか友人は作れないし
無理に人に合わせてばかりいても疲れてしまい
それがストレスやノイローゼの原因になってしまう事もあるし
一人で居る事の勇気も時には必要なのではないだろうか。



誰かと一緒に居る事に依存するあまり
自分らしさを押し殺して生きるのは窮屈ではないですか?

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